- 2007年11月29日 09:23
Googleが11月1日に発表した、OpenSocial。
簡単にいうと、SNSをオープンにするAPI。
って、簡単にまとめすぎですが、要は、早速参加表明したmixiを例にすると、
今まで、ログインしないと見れなかったプロフィールなどの情報が、
外部からアクセスできるようになったり、
逆に、サードパーティーの外部サービスを、mixi内で使えるようになったりする、
というイメージです(あくまで、“イメージ”ということで…)。
詳しくは、GoogleさんによるOpenSocialセミナーで聞いてきますが、
これを聞いたときの第一印象は、
「弱小SNSが潰される・・・・」
(うちも“弱小SNS”を運営、また構築する会社なので、あえて弱小という言葉を遣わせていただきます。)
いや、まだはっきりとは分からないんですが、
これは、大手SNSによる、市場の独占化を狙ったものだ、
という印象があります。
確かに、サードパーティーは盛り上がるでしょうし、
参加したSNSには、かなりメリットはあるでしょう。
ただ、これがあると、ユーザーはますます「mixiだけやってりゃいいじゃん」的な発想になると思います。
仮に、他の専門SNSなどがOpenSocialに対応すると、
mixiにログインすれば、他のSNSの情報も見れるし、書き込みも出来たりする(?)ので、
あえて、他のSNSを見に行く必要はなくなります。
また、多くのITベンチャー企業も、mixi向けのアプリケーションを開発してくるでしょうから、
mixiとしては、開発に労力をかけなくても、勝手に機能が充実してくる、というかなりおいしい状況になると思います。
すると、ますます日本のSNS市場では、mixiによる寡占化が進み、
細々とがんばっている弱小SNSは、PVが落ち、そうすると現状最も有効な収益源である広告も、取れなくなると思います。
そして、SNS事業からの撤退、もしくは大幅な戦略の変更を迫られる、という事態になるのではないでしょうか。
本来、OpenSocialは、アメリカ市場で、GoogleがFacebookに勝つための戦略なのでしょうが、
それが日本にくると、mixiの対抗馬であるGREEが対抗しきれていない状況のため、
mixiがさらに市場を独り占めできる要素としかならないのでは、という気がしています。
弱小SNS側の人間なので、こうしたネガティブなイメージが、先に出てきてしまうのかもしれません。
ただ、やはり、あのmixiの先走りプレスリリースを見る限り、オープンにするという発想よりは、
むしろさらなる独占を狙っているというイメージが、どうしても付きまといます。
GREEが先に参加表明していたら、雰囲気はだいぶ変わっていたでしょうし。
もっとも、SNS以外のサービスを提供している会社が、盛り上がっていくとは思うので、
インターネット業界、IT業界全体からみれば、とてもいいことなのかもしれません。
また、詳しい情報を聞いてきたら、追記したいと思います。
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